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『なぜぼくが働かずに毎日こんなボランティアみたいな事をしているか?』

まず、大前提として言っておきたいのが、【王丸屋はお店であり、ぼくの仕事だ】ということ。
僕は王丸屋で働いてます。ボランティアでやってる気持ちは一切ないです。

できたら将来お金持ちになりたいし、貸せる時はどんどんレンタルして、バンバン稼いで行きたいと思ってます!
もっと人に利用して欲しい。王丸屋はお店です!


ただ、よく分からないまま進んでる時期はありました。
そもそも王丸屋をやる初めのきっかけは『王丸屋のスペースが地域交流の場所にできたら、とてもよさそう』という、母親や地域の方と話したことでした。
ぼくもそうだなと思い、『なんで始めようと思ったのですか?』と聞かれたら、今までそう答えていた。

でもそこにぼく自身の思いはそこまでありませんでした。
仕事を辞めて、つぎにやることが特に見つからない。
ただアルバイトをしたり、したいわけでもない仕事を見つけてまた嫌な気持ちになる(かもしれない)より、この王丸屋の活動をしている方が、とりあえず世の中の役に立ってる感じが、生きてる感じがするな、、とそのくらいで。

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【自分が交流したいから交流やってます。】


『いろいろな世代の方が交流できる縁側のような場所を目指して奮闘中です。だからもっといろいろな人に来て欲しい。』とよく言っていたのですが、
最近『なんでそんな(ボランティアみたいな)ことしてくれるの?我々は君に何もしてあげた覚えないんだけど、、、』と質問されたことがあって、そういえば何でだ?と思い、改めて考えてみました。

そこで気づいたことがあります。

ぼくは正直、いろんな世代の人が交流して地域が仲良しになって、、、みたいなことはあんまり考えてません。

多分、ぼく自身がいろいろな世代の人と交流して、知り合いたいんです。
実際、津屋崎に来てみて、人間関係が特に面白いんです。

同世代の気持ちを聞くのもそうだし、子どもたちの思いや、おじいちゃんおばあちゃんの経験からくる考え方とかもたくさん知りたい、聞きたい、話しみたい。
年齢が近くても考え方が全然違ったり、子どもとおじいちゃんでもしかしたら考え方がものすごく一緒だったりすることもあるかもしれない。
それを自分が知りたい暴きたい。
楽しい。

出会う人の中にもしかしたら苦手な人もいるかもしれないけど、それを知る事で自分がどんなことが苦手なのかも分かって、より自分のことが分かるかもしれないし、その苦手な人も何かがキッカケで好きな人になるかもしれない。ならないならならないでよい。

とにかく自分に素直に無理なく生きたい。
どこに向かっていいか分からないというよりは、今、向かいたいと思う場所が特に思い浮かばない。
ただ、もう無理だと思う仕事はしたくない。
王丸屋でたくさんの人と触れ合う中で、何かしたいことが見つかるかもしれないし、出会った人が僕に合う仕事を紹介してくれるかもしれない。←

もしかしたら、王丸屋自体がその仕事なのかもしれない。わからない。

 

 


今、王丸屋はぼくにとっての、未来の希望にかける場所なのかも。

だから何度も言いますが、みんなのためにボランティアをやってるという思いはないのです。
むしろ、自分のためにやってるのかも。
ぼくが好きなことに付き合ってくれてありがとうなんです。
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【「あまりやりたくないことをやって、キツイって言いながら働くことでお金をもらう。」以外の「お金をもらう」もあるのかもしれない。】

でも、先日、自分がいない時に王丸屋がキッカケで出会った、仕事も年齢も生まれた場所もバラバラの4人が、仲良く長話をしていた事を聞いて、とても嬉しかった。なんか人の役に立った気がして、すごく誇らしい気持ちになった。

月一で歌声喫茶の児玉さんも、町の中に音楽が流れる感じを実現してみたい、と昨年の秋からイベントを続けてくれている。ピアノを弾いてるときとか、曲の話をしている時とかとても楽しそうだ。それを見てぼくも嬉しい。また、それを楽しみに毎月20人ほどの御客さんが王丸屋にやって来て、笑顔で歌ってしゃべって帰る。それも嬉しい。

自分が未来の『やってみたい』を見つけるためにやってると思ってたこの王丸屋の中で、他の人も人生の中の『やってみたい』を叶えられている。これはラッキー、面白い。

仕事を辞めて、津屋崎に来て、いろいろな働き方をしている人を見た。いろいろな考え方の人に会った。いろいろな人生を聞いた。
人生って学生→社会人→老後のパターンだけじゃないのかもって思った。

人生の中で、意外とやろうと思えばある程度の無理っぽいことは実現できるんじゃないか?
それってもしかして、王丸屋が場所を貸したらやれることってのもたくさんあるんじゃないか?

専業主婦だってカフェの店長になれるし、サラリーマンだって休日にお好み焼き屋を開けるし、腰の曲がったおばあちゃんだって料理教室の先生になれるし、元漁師のおじいちゃんだってシブいバーのマスターになれる。
更にそれを通して、顔も知らなかった近所の人とも親戚みたいになれるし、子どもだって大人と親友になれる。
その中から新しい未来を選ぶ人が出て来たら…、あぁ考えただけで面白そう。





お金は欲しい。できたらお金持ちになりたい。
貸せる時はどんどん貸して、バンバン稼ぎたい!(だいじなので何度でも言います!)
それを使って、人生まだまだやりたいこと、見たいもの、欲しい物がいっぱいあるので!

 

不安はあります。

甘いことを言ってるなと思う時もあります。

でも、同時に人生なんて不確定なものにお決まりのパターンなんてないんだから、甘いも甘くないもないとも思ってます。

 

来た人は『やりたい!』が実現できて幸せ!
ぼくも幸せな顔が見れて、お金ももらえて幸せ!
そういう、みんなハッピーな場所になったらいいなって思いで今は王丸屋やってます。
ぜひ、これからもよろしくお願いします!!

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